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2004/9/21スタート。実はNZからお届けしております。現在隔日更新中。
ぼなぶろぐ
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昨日映画『Ghost in the Shell』の先行上映があったので行ってきましたよ。

普段映画館で映画なぞほとんど見ないわたくしですが、なんせ自分がエキストラで出てる(かもしれない)からな!
それ以外にもわたくしのおともだちがスタッフとして参加していたこともあり、しっかりじっくりエンドロールの最後までみてきました。

これから公開なので内容については触れませんが、わたくしは案の定見つかりませんでした(笑
通行人A的な役だから。使われてるかどうかもわからないから...
スタッフロールにおともだちの名前がクレジットされてるのは確認。
あと地元でロケしたシーンは登場人物に惹き込まれてて気づかなった不覚!
(香港シーンでは、これはもしやデイリーポータルで出てきたフォトジェニックな団地かしらん、なぞと落ち着いて考えられたのでしたが)

感想としては、荒巻おいしい役だったね!といったところです←

英語で字幕なしなので話の細かいところは全然わからないのもあり、もしまたみる機会があるなら日本語吹き替えがいいなあと思いました。
4月末には飛行機でやってないかな...ないな。10月ならなんとか。

《追記》
見つからなかった、と思ったのでしたが、トレイラーみて気になってた人はおりました。
でも髪型もメイクも服装もシチュエーションもちょっと違ってたので別人かなーと。
があとでおともだちに「デジタルでいくらでも編集できるよ!」といわれたのでやっぱりあれがわたくしなのかもしれない...見れば見るほど自分のような気もするし他人のような気もするし。
ブルーレイにでもなればわかるだろうか。嗚呼。


映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式サイト
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金曜日の夜にMicheal Fowler Centreであった習志野高校吹奏楽部のコンサートに行ってきましたよ。

千葉県出身なので習志野高校の各方面での活躍ぶりは話に聞いておりましたけれど、演奏はもちろんのこと歌あり踊りありですばらしい3時間でございました。(3時間だよ!)
飽きさせない演出で子もダレることなく楽しんでました。
国家もPokarekare Anaもいっしょに歌ってたよ。Kiwiだのう。

でもってこのすばらしいコンサートがさらにすばらしいことにタダだったのだ。なんて太っ腹。
海外遠征先がWellingtonで本当にラッキーでした。
こんな機会はなかなかないでしょうけれど、また同様の催しがあるならなるべく子を連れて行こうそうしよう。

ずいぶん前の話になりますけれど12月に台湾に行ってきたですよ。
そのときついでに同居人の携帯電話を新調してきたのです。

同居人はしばらくNexusできていたのですけれど(Nexus S→Nexus 4)Nexus4も2年以上使ってるとさすがにもっさりだし、かといってそれ以降のNexusは高いしでかいしでもうNexusでなくてもいいやとなっていたわけです。
で検討の結果スペックよしコスパよしのZenfone3がいいんじゃね?となったわけです。
520KLの4G/64Gのやつです。

旅行の前に手機王のサイトで滞在先近くで取扱のある店など調べていたのですけれど、まあどこも要問合せだし返事もないしできっと行ってもないよこれはと。
復興そごうのASUSショップには4G/64G版はないらしいというのもわかった。
ありそうなのは光華商場近くの携帯ショップ(A#とかいうところ)か三創生活のASUSショップというところまで調べて、もしだめそうならASUSの通販で買ってホテルに届けてもらおうということにしたのだった。(携帯買うのはメインではないのであまり時間をかけたくなかったので)

で行ってみたらやっぱり滞在先近くの店はどこも在庫なし。
光華近くの携帯ショップも4G/64Gはおいてない。
最後の砦、三創生活のASUSに行ったら普通にホットモックが各色並んでいた。おお。おお。
どれも在庫あるとのことで迷った結果色は白に。
定価購入だけれど、免税だし、カードで買えるしで全然オッケーです。
電源入れてくれたので軽く動作確認(といってもチュートリアルで日本語選ぶあたりまで)して、1階で免税書類作ってもらって終了。
帰りに桃園空港で退税処理も滞りなく済ませました。

旅行中はあまり時間がないので携帯をどうこうするのは日本に行ってからに。
ここでどうも動作が微妙なことが判明。Wi-Fiが繋がらぬ。
Wi-Fiを有効にできないのですよ。タップしてもグレーのままなのです。
なのでGoogleアカウントも認証できないし、Google関係のエラーが出て何もできないし、しまいには普通に起動できず必ずブートローダーモード?になっちゃうという困ったさんに。
ファクトリリセットを試みるも何も変わらず、SD買ってきてASUS公式からROMダウンロードして上書きしてみるも途中で失敗。
どうやら恐れていた初期不良個体に当たってしまったのね...

一応ASUS(日本台湾NZ全部きいてみたらしい)に問い合わせてみたものの、やはり台湾に持ち込み修理になるとのこと。
調べてみたら台湾で購入したスマホのメーカーサポート代行してる会社があったので、そこにたのんで初期不良対応してもらうことにしたのだった。

ASUSから一旦戻ってきて、ソフトウェアリセット?(ファクトリリセットとは違うらしい)で直ったとかのレポートがついてたらしいのですが、サポート代行会社の方でしばらく動作確認したらやっぱり直ってなかったということがあり再度ASUSへ。
二度目はさすがにハードウェア交換になったらしく、今度は大丈夫とのことで日本に戻ってきました。そこからNZに転送です。ずいぶん時間がかかったのう。
こちらの会社さんはきちんと対応してくれたようでよかったです。
その前に問い合わせた別の会社は返事すら来なかったらしい。こわいこわい。

そんなわけで今我が家のメインデバイスのASUS率が大変高くなっております。
同居人はZenfone3でタブレットがNexus7、わたくしの携帯はZenfone2LaserでタブレットはZenPad、ついでにノートPCもASUSだ。
禅太郎は微妙だけれどもずっと潰れないでがんばってほしいです。

術後2日。
朝がんばってお弁当だけ作って、あとは家でおとなしくする。
薬はパナドールとイブプロフェンのみで乗り切る。
超ゆっくり歩いて近所のスーパーに行ってみるがちょっと疲れた。
キッチンに立つのもなかなかしんどいので買ってきたものでなんとかする。
座っている分にはさほどつらくないので夜はコーヒーを飲みに行く(元気だな)
横になったり縦になったりしたときに上半身、肩のあたりが痛いのは炭酸ガスの影響か。
おなかもパンパン気味。これも炭酸ガスかしらん。

術後3日。
子の送り迎え再開。歩くスピードはまだゆっくり。
昼過ぎ疲れて横になったけれど夜ごはんは普通に作った。
薬はパナドールとイブプロフェン。

術後4日~
歩くのは相変わらずゆっくりだけどそこそこ普通に行動できる。
傷や副腎のあたりよりももっと下の方が痛い気がする。
締め付ける服は着ないようにしていたのだけれど、ゆるめの服さえあたるだけで痛い。手で触っても痛い。中で腫れてたりするのだろうか。
肩のあたりの痛みはほぼなくなった。

術後1週間。
砂だらけになった床をヘンリーで掃除したり、プールの付き添いした後子を風呂に入れたりしてたら具合悪くなりました... まだ無理だったぽい。
そして外に着ていける服があまりないのでゆるめの服を買ってくる。

術後8日。
退院時に1セットもらっていたので傷口の絆創膏をはりかえる。
まだ疲れやすい。
処方された薬は7日分だったけれどしばらく鎮痛剤は手放せない感じ。

術後2週間。
まだ歩くのはゆっくりめ。
今までベッドで体の向きをかえるときはヘッドボードに手をかけてエイヤと力を入れてたのだけれど、それをしなくてもいけるようになった。
たまに痛いなーと思うときにパナドールだけ飲んでいたけどそろそろなくても大丈夫ぽい。
そして傷口のあたりが痒い。

術後18日、とうとう傷口の絆創膏はがした。
うっかりかさぶたをはがさないよう気をつけなくては。
一応2週間で風呂解禁とあったのだけれど、なんとなく心配でまだシャワーのみです。


およそ3週間経過してだいぶ普通の状態に戻りました。
でもまだ走れないしちょっと無理するとすぐ疲れるのだった。

退院後の血圧はほぼ標準の範囲内。
これが目的だったので大成功ということか。
あとは残った副腎に無理させないようおとなしく生活します。

ちなみに今回処方された薬:
パラセタモール、イブプロフェン、胃薬(イブプロフェン用) 各7日分
トラマドール、オンダンセトロン(吐き気止め) 各3日分
鎮痛剤1週間分ではまったく足りない。
とはいえ普通パナドールくらいご家庭にあるからなんとかなるですね。

個人的には未だにお腹に力を入れにくいので整腸剤とかその手の薬が必要だったりします。
あとくしゃみも痛いです。
4月の日本行きは万全の体調で臨めるとよいのだけれど。

寝たんだか寝てないんだかよくわからないまま朝を迎えました。
8時前くらいにドクターの回診があり、夜中からけっこう痛いッス!というと昨日は全然痛くないって言ってたよね、手術時の麻酔(部分麻酔?)が切れてきたんだね、きっと明日の方が痛むんじゃないかな~と恐ろしいことを言われる。ひー。
傷の具合を見て、ナースに傷口の絆創膏(?)の交換を依頼し、昼には退院できそうだね、と。
それから今後の注意事項として、重い物持ったりストレッチしたりは1ヶ月くらい避けること、お風呂は2週間くらいで傷が塞がったら入ってもいいこと(シャワーは即可能)を伝えられる。

傷口といえば、前回は退院後GPで抜糸処理をしてもらったので、今回もそうなのかと確認したところ、縫合は吸収される糸で内側のみしているので特に抜糸の必要はないとのこと。
けっこう違いがあるのですね。

痛いので強い薬くれないかなと期待してナースに訴えたのだが出されたのはイブプロフェンだった。ガッカリしつつ冷めたトーストとポリッジの朝ごはん。ポリッジ食べられず。
食後ボーッとしてたら担当外科医もやってきた。万事順調なので、この後の血液検査の結果が良好なら昼に帰れるという。
過去に子が何度か入院したときは帰れるといわれてから書類が揃って本当に退院できるまで半日以上かかるのが常だったので本当かいなと思いつつ同居人に「一応ドクターはランチには退院できると言っている」と連絡。
それから部屋に採血担当の人がきて血を抜いていった。

少ししてナースが背中の絆創膏を交換しにきた。傷口は3ヶ所。ゆっくり丁寧に替えてくれたのだけれど、「傷口すごく小さいですよ~」と言われたのが、こんなに傷ちっさいのに痛いとかプフーと思われたのかしらんと被害妄想気味に。(でも痛い)
替えてくれた後に絆創膏はウォータープルーフなのでシャワーもすぐ浴びられるからね!と言われたのだが痛かったのでしばらくベッドでゴロゴロ。

10時過ぎくらいにエイヤとシャワーを浴びてみた。鏡で見てみると背中付近ともものあたりに字や線がかかれていたり薬?の色がついていたり。新しい病院着に着替えてまたベッドに横になる。薬は効いてる感じが全然しない。

いよいよランチタイムが近づいてきた。
12時過ぎ、ナースがやってきて退院だという。もう次に入る人がいるのでなるべく早く部屋を空けて欲しいといわれる。家族がすぐに迎えに来られないのでどこか待てる場所はありますかねーときいたらラウンジで待ってていいとのこと。ペーパーワークの進捗を確認してくると部屋を出たナースはすぐに書類片手に戻ってきて、薬の説明をし、右ひじ内側の留置針を抜いてくれた。激しく内出血して紫色になってて、ああこれは痛いわけだ...と思いました。

なんとか着替えて荷物をまとめ、部屋を出てラウンジに移動。しかし痛いので歩くのは非常にゆっくり。
本を3冊入れてたリュックが重たかったので背負おうとしたら傷にあたってアイタタタ。
ランチはラウンジに運んでもらうからそこで食べていいと言われていて、これもキャンセルされてたりするんじゃないかとドキドキしましたが、ちゃんと届きました。
エントランスの奥にカフェもあるのでそこでコーヒーでも飲んで待ってればよかったのだけれど、あいにく財布は家に置いてきてしまったので、おとなしくラウンジで待つ。

13時半頃家人がきたので本当に退院。
病院食が侘びしかったのでカフェに寄ってコーヒーとクッキー食べてから帰りました。
家に着いてからすぐシャワー浴びて、そして寝た。
しかし傷は痛い。一旦起きて夜ごはん食べて、処方された中でいちばん強い痛み止めであるところのトラマドールを飲んでまた寝る。
体の向きをかえたり、体勢をかえたりすると痛いのよね...

続く。

手術の2週間前に術前アセスメントのため病院へ。
身長体重血圧心電図を計測し、麻酔医及び外科医(担当医ではなかった)と面談、血液検査してあっさり終了。手術を受ける人用の説明プリント渡されるので熟読。

そして手術前日、2月20日の午後に病院から来院時間の連絡が。
わたくしの最寄りの病院では手術の時間が前日の午後にお知らせされるシステムなので、連絡がくるまではいつまで食事していいのかとかがわからないのですね。
指定時間は7時。食事は前日夜12時まで摂ってよくて、それ以降は水のみ、6時を過ぎたら水もだめ、薬を飲んでる場合はそれも6時までと再度説明を受ける。

でもって手術当日。
朝5時に起きてシャワー浴び、子のランチを作って、6時過ぎに家を出て病院へ。
時間より早めに着いてしまったけれどスタッフがいるので受付でチェックイン。
名前住所生年月日電話番号緊急連絡先等々間違いないのを確認して書類にサインしSurgical Admissions Unitへ向かい、7時にドアが開くまで廊下のソファで待つ。

7時にドアが開いて中の待合室へ。ほどなくしてナースに呼ばれ、個室に案内される。
そこでまた名前と生年月日を確認し、体温血圧心拍数をチェック。
最後に食べた時間と水飲んだ時間確認。
これからの流れの説明を受け、パナドールを3錠飲み、手術着に着替える。
背中で結ぶタイプの手術着の上からガウンみたいなのを着せてくれ、工場見学でかぶったみたいな薄紙の帽子と足カバーも付ける。そこで荷物も全部預ける。
朝早かったので家族全員で行ったのですけれど、子にも帽子と足カバーつけてくれたりと子供あしらいがうまいナースであった。すばらしい。

それから外科医がきて手術の説明。
腹腔鏡下右副腎摘出手術ですよ、術後1日入院ですよ、確率は低いけど万が一血管だの臓器だのを傷つけたりした場合開腹手術になりますよ...と12月にきいていた話を改めて。
このとき背中にマーカーで印をつけられ、そしてそのマーカーは子にくれた。皮膚に描く専用のマーカーだから落としやすいとかなんとか。(でも子が自分の手に描いたのはなかなか消えなかったらしい...)

外科医が去って、それからまたナースがやってきた。
これから移動してもらうのでここで少しファミリーとはお別れです、と。
7時40分頃だったので、これなら子の学校に余裕で間に合うなと思った。子にいってらっしゃいと手を振って移動。

前回の手術のときは個室からすぐ手術室に入っていったのだけれど、今回は違った。
手術室ゾーンの一角にカーテンで区切られた待機用のスペースがあって、レイジーボーイ(リクライニングチェア)が並んでいる。そこでリラックスして待っててね、と。体には不織布でできたブランケットのようなものがかけられるのだけれど、つながっている機械から温かい空気が送られていて、とてもあたたかい。(むしろ熱い)
カーテン越しのとなりの人のところに麻酔医がきて腕に針刺してるな...とかわかるのでちょっとドキドキする。
違うナースがきてまた名前生年月日食べた時間水飲んだ時間などチェック。
しばらくして麻酔医もきてひととおり確認し、前回気持ち悪くなったのね、了解!的な感じで去っていく。ここでは針は刺されず。
またしばらくして担当の外科医もやってくる。もともとうまくしゃべれないのだが緊張してきてさらにしゃべれない。とにかく大丈夫だよ!て感じで去っていく。

ブランケット熱いなーもっと弱くならないのかなーとか考えてるうちにナースがきて手術室に移動することに。他愛ない会話をしつつ手術室に入ると、目の前には手術台、手術台の上には台のようなものが2つ。おそらくひとつが頭を支える台で、もうひとつは手術箇所をのせることになるっぽい感じのなにか。いかにも腰が痛くなりそうな。
というかここに今から載るのかと思うと緊張で胃がキリキリしてきた。
うーんと思っていると麻酔医らしきドクターがナースにベッドを持ってくるよう指示し、ちょっとここに座っててねとキャスター付きの丸いすを引っ張ってきた。
ナースがベッドを手術台の隣に持ってくると、ではここに仰向けに横になってね、と。手術台には麻酔が効いた後に移動させてくれるらしい。横になってからベッドの高さを手術台の高さとあわせて準備完了。

それからまた名前生年月日住所等の確認されたのだけれど、あれ君んち近くにスーパーとかあるでしょ、そのあたりにコリーグのエディ(仮称)が住んでるんだよ~とかそんな話になる。その間にもうひとりの麻酔医らしき人が右腕に針を刺す。なかなかの太さのようでそこそこ痛い。入ったと思ったらもう一本。あいたたた。そしてもう一本。こっちはさほどでもなかった。このとき左上方にあった時計を見て、ああもう8時35分だから子は学校だなと思い、ナースとそんな話をする。そしてメガネを外す。麻酔医に点滴入るから冷たく感じるよ、と言われ、お、冷たいなと思ったところで記憶なし。

目が覚めたらそこはPACU(Post anaesthesia Care Unit,回復室)でした。ナースが右腕に新たに血管確保してるのだけれど、やや苦戦している様子。体温が低いからか麻酔から覚めた直後だからか、血管が収縮してるのでやりづらいらしい。
なんとか終わって気分はどうとかしばらくしたらWard(病棟)に移動しますよとか話す。
天井にデジタル時計があるのだが、メガネがなくてはっきりとした時間わからず、11時台であることだけがかろうじて見えた。
そして寒い。ガタガタ震える。のどはやや痛い。傷はあまり痛くない。気持ち悪くもない。
フットポンプがついてるのはわかったのだけど、尿カテーテルとかドレーンとかはついてないっぽい。
ぼーっとするのでしばらく目を閉じて、病棟に移動するのを待つ。そちらも忙しいらしく呼んでるんだけどなかなか来ないのよねーとナースが言っていた。

12時半頃(多分)ベッドごと病室に移動。部屋は個室でした。
病棟のナースに「ドレーンもカテーテルもついてないってことは自力でトイレ行けってことですよね...?」と確認するとハイそうですよ、行くときは声かけてくださいね。とあっさり言われるなど。水を飲んだり鎮痛剤(パナドール)飲んだりしてまた半分寝てるような状態で過ごす。病室移動後から傷の痛みが気になりだした。

眠れもせず水ばかり飲んでたらそろそろトイレに行きたいかも...となりナースがきたときにフットポンプを外してもらったのだけれど、痛くてなかなかベッドから立ち上がれないし、いざ立っても歩けない。仕方ないのでまたナース呼んでトイレまで歩けませんと言うとポータブルトイレを持ってきてくれるという。おまるだったらどうしよう...と思ってたら移動式の椅子型のトイレだった。なんとか済ませて横になる。傷は痛いし腹は減った。預けた荷物はもちろんまだ届かない。

少しして午後担当のナースが来る。痛くてトイレまで歩けなかったと言ったら強い痛み止めを出してくれた。荷物はいつごろ届きますかねーとやんわりときいたらここは(最上階で)最後だから17時くらい?と言われる。夜には届くといいね...

この痛み止め(トラマドール)がものすごく効いたようで、ほどなくして自力で歩いてトイレに行けるようになった。体を動かすとき以外はあまり痛みを感じず。それからドクターの回診があったのだけれど、大丈夫そうだねってんでフットポンプを外してもらい、どんどん立ち歩いて飲んだり食べたりしていいからと言われる。しかしランチは逃したし荷物はまだ戻らないのでカバンに入れたシリアルバーとか食べられない。腹減った。

やがて病院内の早いディナータイムになった。
もう歩けるのでベッドでなく窓際にあった椅子に座って味のない白身魚と付け合せの野菜を食べる。デザートはレモン味のジェリーと半分以上溶けたバニラアイス。魚はややぱさつき気味でしたので手術あけののどにはちょっとつらかったな...
暇だったのでなんとなく病室にあった液晶TVの電源を入れたら、そこにアナログ時計が表示された。部屋には時計がないのでずっと時間がわからなくて不便だったのだがまさかこんなところに時計が隠されていたとは。ちなみに試聴は有料。

その時計が17時を過ぎていたのでナースがきたときに荷物はまだですかしらねときいてみる。確認してきてくれるという。それからしばらくしてやっと荷物が戻ってきた。携帯も本もあるしこれでようやく暇つぶしができるぞー、と携帯の画面をみたら18時過ぎだった。
TVの時計、冬時間のまま!一時間遅かった!脱力。

19時過ぎに子と同居人が面会にきた。
そのときもけっこう元気で、ベッドに座って会話しておりました。
子が飽きたのであまり長居せず帰ってもらい、そのあともわりと自由にしていたのでしたが、22時をまわりいざ寝ようと思うとなかなか寝られない。
まわりのナースコールは気になるし、夜中に2回もヘリが来るし、眠れるようにとパナドールを出してもらってもせいぜい2時間くらいしか眠れない。
そうこうしているうちになんだか痛みが戻ってきているような気がしてきました。
そして朝がきた。

続く。

数年来の高血圧が原発性アルドステロン症と診断され、2月21日に手術・入院して翌23日に帰宅しました。
2014年に受けた子宮内膜症の手術のときとは違って、術後の痛みがさほどひどくなく、退院2日後にはもうパナドールとイブプロフェンでなんとかなっちゃう感じに。
忘れないうちに経過を残しておきますね。


遡ることおよそ3年。
2013年12月に日本で健康診断受けてきたのですけれど、そのときの血圧の値が高すぎて大変なことになっておりました。上が160台とか、そんな状態です。
いわく「直ちに医療機関にかかって投薬レベル」
「本当なら飛行機に乗って移動してほしくない」
「日本にいる間なるべくおとなしく過ごしてください」...
昔からやや高めだなとは思っていたけれど、まさかそこまで悪いとは。
でも妊娠中も血圧計ってたはず、そのときは高過ぎるとは言われてなかったな、ということはそれから数年でどんどん上がってったのかしらん。

とにかくウェリントンに帰ってきてすぐにGPへ。
ドクターもこりゃ高いねってんで薬を出してくれました。
まずは利尿剤、そしてリコリス禁止、減塩、コーヒーは1日1杯を厳命されたのでした。(リコリスは食べないけれど。)
もともと普通の人よりトイレが近い気がしていたのですけれど、利尿剤飲むようになってますますトイレが近くなり、もう遠くに出かけるのやイベントなんかに出るのが苦痛になりました。クオリティ・オブ・ライフだだ下がり...

利尿剤だけではあまり効果がなく、別の薬が追加され、それも効果がなくまた代わり、あるいは効果があったように見えても別のところにに負荷がかかりすぎるから中止になり...などちょっと手強い高血圧だったものですから、とうとう専門医に紹介されることになりました。

2015年10月16日、初のCardiology clinic受診。循環器科ですかね。
まずは心電図をとり、ドクターの問診。確かに高いね、じゃあ次回24時間血圧測定しましょうということになり終了。
次の予約はだいたい1ヶ月後。

11月11日にCardiologyで24時間血圧計を装着。つけてる間はシャワーも浴びられないので、家を出る前にシャワーを済ませる。昼は20分に一度、夜は1時間に一度くらいの頻度でカフにブワーッと空気入るのでちょっとドキドキします。翌日も同じくらいの時間にクリニックに行って外してもらう。

2016年1月18日。
24時間血圧測定の結果、昼間だけでなく就寝中も血圧が高いことが判明。これはけっこう危険。
新たな検査を、ということで渡されたのは空のPET容器。
24時間蓄尿検査です。翌日の朝から排出した尿をすべてその容器に貯めて検査機関まで持っていきます。なかなかの羞恥プレイです。さすがにあれなので検体はスーパーバッグに入れて運びました。重かった。
それと同時になにか血液検査も。

2月29日。
検査の結果、高血圧の原因が高アルドステロンによるもの=アルドステロン症と判明。今後かかるのはCardiologyでなくEndocrine clinicになるのでそっちにレター出しときますね、で終了。
いちいち単語が難しいので紙に書いて説明してもらい、帰ってからものすごく調べた。

3月24日、初のEndocrine clinic受診。内分泌科ですね。
ここで改めて原発性アルドステロン症(Conn's syndrome)の説明を受ける。今後受ける検査の話、最終的には手術になるけどどうするか、などなど。
この時点でいろいろ調べてたので、副腎静脈サンプリングテストとかしますか...?(ビビリなのでチョトこわい)と質問など。まずは安静血液検査しますよ、結果次第で次の検査になりますよとのこと。ただしそのとき飲んでた薬が血液検査の結果に影響を与える可能性があるものだったので、徐々に減らして完全にストップしてから検査をしましょうとのことでしばらく間があきます。

7月28日。
クリニック受診前にナースに安静血液検査してもらい、それからドクター問診。
次に受けることになる検査の説明など。

8月10日。
朝8時から検査の予定だったのだけれど、この日は前日に子が具合悪くなってChildren's hospitalに入院していたので、病室からクリニックに行くことに。
Saline suppression test(生理食塩水負荷試験?)を受ける。4時間かけて数リットルの生理食塩水を点滴し、適宜採血する検査。点滴中2度もトイレに行ってしまったよ...終わった後ランチ(サンドイッチ、クッキー、フルーツ)をもらいました。

9月14日、病院で超音波検査。あっさり終わる。

10月3日、初のCTスキャン。
これが間に緊急の人がじゃんじゃん入ってきて、予約の時間から1時間以上待ってようやく自分の番がまわってくるという感じに。
水を飲んで受診30分前にトイレ済ませるようにとあったので余裕!と思ってたのでしたが甘かった。血管確保後に待つ部屋が車椅子だのベッドだのの人でいっぱいになり、わたくしが座っていた椅子は通路の奥の方に追いやられ、そしてそこはなぜか天井の板が外れていて冷たい風が当たる場所でございました...
待ち時間長いし寒いしでとうとうナースに「どうしてもトイレ行きたいんですけど...!」と訴え、なるべく全部出さないようにと言われつつトイレ。
トイレ行ってからちょっとしてようやく呼ばれて、途中造影剤で下半身がもわーっとあったかくなるあれも体験し(トイレ行っておいて本当によかった、膀胱パンパンで造影剤もわーが起きたら勢いで失禁しかねない)、さて終わりだと思ったらまた緊急の人で中断。15分くらい寒い椅子で待ち、残りのスキャンをサクッと終えて、留置針を抜いてもらい終了。ものすごく疲れた...

10月27日、Endocrine clinicで結果説明。
検査の結果間違いなく原発性アルドステロン症であるし、CTで片側に腫瘍も見つかりましたよ、と。手術を希望するか否かの意思確認をして、次は外科医に送りますとのこと。
40歳以下・高血圧歴5年未満・女性の場合手術で血圧が改善する可能性は極めて高いとの説明を受ける。もちろん手術の方向で。

12月8日、General surgery clinicで担当外科医と面談。
CTの画像など見せてもらいつつ説明受ける。これ以上の検査はせずに手術になるとのこと。早くていつごろになりましょうか、ときくと2月くらいだね、と。4月に日本に行くんですけど大丈夫ですかね...と確認したら2ヶ月もあれば十分だよ!と。ほっ。
それから待合室で手術の申込書?みたいなのを30分くらいかかって記入。前も書類書くのに苦労したのだった。
それにしてもCTの画像、これが腫瘍だよって見せられても全然わからなかった...


12月後半からホリデーで日本に行っておりましたが、1月にこちらに戻ってきて数日後病院からメールが。手術は2月21日でどうですか、と。
病院ではなんだかいろいろ待たされるのが常だったので、まさかドクターが2月と言ったからといって本当に2月中に手術になるとは思わず←
その日で大丈夫ですと直ちに返信し、術前アセスメント2月7日、手術2月21日で確定。
心の準備など。


続く。

3日前にちょっと手術してきました。(えらいカジュアルな感じですね)
一晩入院して、帰ってきて自宅療養中です。
といってももうけっこう歩けるし、外にコーヒーのみに行ったし、今朝なんて子を学校に送っていったしでそこそこ元気です。
病気のことは忘れないうちにまとめます。

そうこうしているうちに日本から転送した除湿機のフィルターが届きましたですよ。
こちらでたのんでおいたフィルターは月曜に届いていたので、合体して動作させてみましたですよ。

ボタン押した直後はやっぱり臭い。
しかし臭いのは最初だけで、やがてにおいは消えたのだった。
よしこれでまたしばらく戦える...!

除湿機に内部乾燥モードがあるのをよく知らずに使ってたのでこれからはちゃんと適宜内部乾燥してカビ生やさないようにしなくては。
冬は除湿機ないとつらいので、夏のうちになんとかまた使えるようになってよかったよかった。

プロフィール
HN:
ぼな
自己紹介:
2008年より在Wellington。
最近週休1日ペースで更新できてません...
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