忍者ブログ
2004/9/21スタート。実はNZからお届けしております。現在隔日更新中。
ぼなぶろぐ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


数年来の高血圧が原発性アルドステロン症と診断され、2月21日に手術・入院して翌23日に帰宅しました。
2014年に受けた子宮内膜症の手術のときとは違って、術後の痛みがさほどひどくなく、退院2日後にはもうパナドールとイブプロフェンでなんとかなっちゃう感じに。
忘れないうちに経過を残しておきますね。


遡ることおよそ3年。
2013年12月に日本で健康診断受けてきたのですけれど、そのときの血圧の値が高すぎて大変なことになっておりました。上が160台とか、そんな状態です。
いわく「直ちに医療機関にかかって投薬レベル」
「本当なら飛行機に乗って移動してほしくない」
「日本にいる間なるべくおとなしく過ごしてください」...
昔からやや高めだなとは思っていたけれど、まさかそこまで悪いとは。
でも妊娠中も血圧計ってたはず、そのときは高過ぎるとは言われてなかったな、ということはそれから数年でどんどん上がってったのかしらん。

とにかくウェリントンに帰ってきてすぐにGPへ。
ドクターもこりゃ高いねってんで薬を出してくれました。
まずは利尿剤、そしてリコリス禁止、減塩、コーヒーは1日1杯を厳命されたのでした。(リコリスは食べないけれど。)
もともと普通の人よりトイレが近い気がしていたのですけれど、利尿剤飲むようになってますますトイレが近くなり、もう遠くに出かけるのやイベントなんかに出るのが苦痛になりました。クオリティ・オブ・ライフだだ下がり...

利尿剤だけではあまり効果がなく、別の薬が追加され、それも効果がなくまた代わり、あるいは効果があったように見えても別のところにに負荷がかかりすぎるから中止になり...などちょっと手強い高血圧だったものですから、とうとう専門医に紹介されることになりました。

2015年10月16日、初のCardiology clinic受診。循環器科ですかね。
まずは心電図をとり、ドクターの問診。確かに高いね、じゃあ次回24時間血圧測定しましょうということになり終了。
次の予約はだいたい1ヶ月後。

11月11日にCardiologyで24時間血圧計を装着。つけてる間はシャワーも浴びられないので、家を出る前にシャワーを済ませる。昼は20分に一度、夜は1時間に一度くらいの頻度でカフにブワーッと空気入るのでちょっとドキドキします。翌日も同じくらいの時間にクリニックに行って外してもらう。

2016年1月18日。
24時間血圧測定の結果、昼間だけでなく就寝中も血圧が高いことが判明。これはけっこう危険。
新たな検査を、ということで渡されたのは空のPET容器。
24時間蓄尿検査です。翌日の朝から排出した尿をすべてその容器に貯めて検査機関まで持っていきます。なかなかの羞恥プレイです。さすがにあれなので検体はスーパーバッグに入れて運びました。重かった。
それと同時になにか血液検査も。

2月29日。
検査の結果、高血圧の原因が高アルドステロンによるもの=アルドステロン症と判明。今後かかるのはCardiologyでなくEndocrine clinicになるのでそっちにレター出しときますね、で終了。
いちいち単語が難しいので紙に書いて説明してもらい、帰ってからものすごく調べた。

3月24日、初のEndocrine clinic受診。内分泌科ですね。
ここで改めて原発性アルドステロン症(Conn's syndrome)の説明を受ける。今後受ける検査の話、最終的には手術になるけどどうするか、などなど。
この時点でいろいろ調べてたので、副腎静脈サンプリングテストとかしますか...?(ビビリなのでチョトこわい)と質問など。まずは安静血液検査しますよ、結果次第で次の検査になりますよとのこと。ただしそのとき飲んでた薬が血液検査の結果に影響を与える可能性があるものだったので、徐々に減らして完全にストップしてから検査をしましょうとのことでしばらく間があきます。

7月28日。
クリニック受診前にナースに安静血液検査してもらい、それからドクター問診。
次に受けることになる検査の説明など。

8月10日。
朝8時から検査の予定だったのだけれど、この日は前日に子が具合悪くなってChildren's hospitalに入院していたので、病室からクリニックに行くことに。
Saline suppression test(生理食塩水負荷試験?)を受ける。4時間かけて数リットルの生理食塩水を点滴し、適宜採血する検査。点滴中2度もトイレに行ってしまったよ...終わった後ランチ(サンドイッチ、クッキー、フルーツ)をもらいました。

9月14日、病院で超音波検査。あっさり終わる。

10月3日、初のCTスキャン。
これが間に緊急の人がじゃんじゃん入ってきて、予約の時間から1時間以上待ってようやく自分の番がまわってくるという感じに。
水を飲んで受診30分前にトイレ済ませるようにとあったので余裕!と思ってたのでしたが甘かった。血管確保後に待つ部屋が車椅子だのベッドだのの人でいっぱいになり、わたくしが座っていた椅子は通路の奥の方に追いやられ、そしてそこはなぜか天井の板が外れていて冷たい風が当たる場所でございました...
待ち時間長いし寒いしでとうとうナースに「どうしてもトイレ行きたいんですけど...!」と訴え、なるべく全部出さないようにと言われつつトイレ。
トイレ行ってからちょっとしてようやく呼ばれて、途中造影剤で下半身がもわーっとあったかくなるあれも体験し(トイレ行っておいて本当によかった、膀胱パンパンで造影剤もわーが起きたら勢いで失禁しかねない)、さて終わりだと思ったらまた緊急の人で中断。15分くらい寒い椅子で待ち、残りのスキャンをサクッと終えて、留置針を抜いてもらい終了。ものすごく疲れた...

10月27日、Endocrine clinicで結果説明。
検査の結果間違いなく原発性アルドステロン症であるし、CTで片側に腫瘍も見つかりましたよ、と。手術を希望するか否かの意思確認をして、次は外科医に送りますとのこと。
40歳以下・高血圧歴5年未満・女性の場合手術で血圧が改善する可能性は極めて高いとの説明を受ける。もちろん手術の方向で。

12月8日、General surgery clinicで担当外科医と面談。
CTの画像など見せてもらいつつ説明受ける。これ以上の検査はせずに手術になるとのこと。早くていつごろになりましょうか、ときくと2月くらいだね、と。4月に日本に行くんですけど大丈夫ですかね...と確認したら2ヶ月もあれば十分だよ!と。ほっ。
それから待合室で手術の申込書?みたいなのを30分くらいかかって記入。前も書類書くのに苦労したのだった。
それにしてもCTの画像、これが腫瘍だよって見せられても全然わからなかった...


12月後半からホリデーで日本に行っておりましたが、1月にこちらに戻ってきて数日後病院からメールが。手術は2月21日でどうですか、と。
病院ではなんだかいろいろ待たされるのが常だったので、まさかドクターが2月と言ったからといって本当に2月中に手術になるとは思わず←
その日で大丈夫ですと直ちに返信し、術前アセスメント2月7日、手術2月21日で確定。
心の準備など。


続く。
PR

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


英語のみのコメントは受け付けておりません。
プロフィール
HN:
ぼな
自己紹介:
2008年より在Wellington。
最近週休1日ペースで更新できてません...
最新CM
[11/26 名無権兵衛]
[05/11 ぼな]
[05/11 otama]
[03/08 ぼな]
[03/07 otama]
最新TB
アーカイブ
検索
メールフォーム
カウンター
忍者ブログ [PR]