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2004/9/21スタート。実はNZからお届けしております。現在隔日更新中。
ぼなぶろぐ
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時差ボケと日本で蚊に刺されたところの痒さでよく眠れたとは言い難いけれどもとにかく朝になりました。
朝食は6時半からとのことだったので、7時前にフロントで預けたパスポートを受け取ってからレストランへ。食事中の男性が1人、あとは人気もなく広々としておりました。
4人用のテーブルを確保して入口近くのビュッフェ台に向かうと、カーシャからホットフードまで十分すぎる品揃え。いやっほう。
子はハムソーセージトマトとヨーグルト、さらにデザートにゼリーまで食べて満足した様子。あとモルス。ここでモルスはおいしいものだと覚えてくれたのでこれ以降レストランとかでもモルスたのんでました。

わたくしはビュッフェ台の片隅にあったブリヌイ(プレーンなのと肉入りの)を目ざとく見つけ、サラダとブリヌイで軽めの朝ごはんにしました。サラダにドレッシングかけるつもりが間違えてブリヌイにかけるであろう甘いものをかけてしまったのだけが残念。食後にヨーグルトを食べようと冷蔵ケースをあけたらシロークを発見したのでシロークをデザートに。ヨーグルトやシロークのほかトヴォロークもあったようなような。デニッシュのとなりには何種類化のボンボンもあった!キャラメル味っぽいのをひとつもらってあとで食べたけどおいしかったよ~。(初ロシアンチョコ)

朝食後は朝のハバロフスク散歩へ。

レーニン通りをアムール川へ向かって歩いて歩いて栄光広場とスパソプレオブラジェンスキー大聖堂まで。あと10分位で中に入れそうな時間だったのだけれど、うっかりマフラーを部屋に置いてきた同居人が寒いから部屋に帰りたい...というので名残惜しいけれど来た道を戻る。途中アムールホテル近くのスーパーマーケットアムールで子に飲むヨーグルト買いつつお菓子の棚を観察、アリョンカやらババエフやらが置いてあったので、これならきっとどこでも買えるであろう、とそのときはスルー。

部屋でお茶を飲んで休憩して、10時過ぎにホテルをチェックアウト。ハバロフスク、いいホテルでした。もしまたハバロフスクに来ることがあるならもっかいここに泊まるー。そして朝ごはんの気になる料理全部食べるー。

ホテルを出たら荷物を預けに駅に行かねば、といちばん近いトラムの停留所に歩いていったのだけれど、Googleマップであるはずの位置に停留所マークが見当たらぬ。荷物持ってウロウロしていたら路上でものを売ってたおばちゃんと目があったので、「グジェ トラムバーイ?」ときいたら例によって例のごとくロシア語でなにごとかまくしたてられ、もっと先の方を指さしてたのでもっと向こう?とこちらも指さしてみたらうんうんとうなずくのでそっちの方に歩いていってみた。しかし次の交差点まで歩いても停留所は見当たらないし、トラムがやってきたので一か八か近づいてみたら運転手にここでは乗れないとジェスチャーされてしまう。戻ろうかと思ったけれど先ほどの親切なおばちゃんがこちらの一部始終を見ているようだったので、さらに先に行ってみることに。
少し進んだところで今度は30代くらいの男性にまた「グジェ トラムバーイ?」ときいてみたら、さらに先を指差し、あそこに見えるタワーの近く(住宅の給水塔みたいなのがあった)と思しきことをロシア語で教えてくれたので、歩いて近くに行ってみたら停留所マークあった!ちょうどやってきたトラムに乗って駅へ向かう。

トラムに乗って見てみると、停留所がないと思ってたところから駅の方面に交差点渡ったところに停留所があったのだった。無駄な体力使いました...もうみんなぐったり。
駅についてまずは子供のチケットを発行してもらい、それから下にある手荷物預かり所でカバンを預けて、駅のスタローバヤでエネルギー補給を図ります。

ハバロフスク駅のスタローバヤはピザがあるんですね。
子はピザが目に入ってしまったのでもうピザ以外のものを食べるなんて考えてくれません。ピザだけでいい!とかいいます。絶対お腹すくのにもう知らん。
パンとスープで軽めのごはんでいいか、と思ったのですが、食べたかったボルシチはないといわれ、なにかキムチのスープのようなものを勧められたのだけれど、ウハーにする。あとはビネグレット。同居人はオーダーを誤り、ピラウのようなものが食べたかったのに白いごはん頼んじゃう。それとパン。ごはんとパン。あとスーパーでソーセージみたいになって売ってそうな(わかります?)もやしのサラダ。それから中央アジアあたりの肉じゃがっぽい料理。この肉じゃががいちばんおいしかったなぁ。

おなかがくちくなったところで子がお土産にマトリョーシカ欲しい、という。
それならと再びトラムに乗ってなんでもありそうな中央市場に行ってみたのだが、ここはお土産になりそうなものはあまり売ってないんですね...わたくしもプラトークがほしかったのですが全然見つからない。ここにはないから諦めてもっとバリバリの土産物屋に行こうとなって、またトラムに乗ってレーニン広場で降りて...と思ってたらトラムなかなかこないし。ようやくきたトラムに乗ってすぐ降りて、ムラヴィヨフ・アムールスキー通りをてくてく歩く。ハバロフスク、ここに限らず大きい道路では歩道も広くとってあってとても歩きやすい。外はすごくいい天気で、たくさん歩いてるので汗ばむくらい。朝寒いって言ってたのが嘘のようです。

たしかツム百貨店におみやげを売ってるお店があると見た気がしたので行ってみたけれど見つからぬ。古い情報だったのでしょう。残念。
中央市場とツムと2箇所で振られ意気消沈したので、ちょっと休憩してカロリー摂取しようとヘスバーガーへ。ここも当たり前のように英語は通じませんよ。メニュー写真を指さしてヘスポテトの中サイズと水を頼んで、マロージナエを勧められたけれど同時に出されたら溶ける!と思い「Later!」と言ってみたらそれだけは通じたっぽい。
しばらくして注文の品が揃い、トレーを受け取るとそこには水ではなくコーラがありました...アジーンボダがコーラになったのか...
久しぶりのコーラは刺激が強く、そしてヘスポテトはおいしかったです。マロージナエは結局たのまず。

炭水化物と油を摂取して少し元気が出たところで大本命のタイニーレメスラへ。
子は入店して即マトリョーシカの並ぶ棚の方へ吸い込まれていきましたw
店員さんは予算少なそうな小さい客に嫌な顔ひとつせず、棚に並んでる中でいちばんお安いマトリョーシカ(100ルーブルくらい)から中身を開けて見せてくれます。子の予算は500ルーブルで、2番めにお安い300ルーブルくらいのを買おうかどうしようかという感じだったのだけれど、450ルーブルでもっと色つけがきれいなのを発見して吟味の末そっちを買いました。子が買うものを決めてる間にチェブのマトリョーシカ(400ルーブル)を発見し、だいぶ心動いたのですけれど、暑さと疲れで判断力が失われていて買わず...きっとウラジオストクにもいっぱいあるだろうと思ってさ...

子がおみやげをゲットして上機嫌になったところでさらにもう少し歩いて歩いてウスペンスキー教会(ここも勇気がなくて入らず)。

さらにがんばってグロデコフ郷土誌博物館。
順路の各所におばちゃんがいて、違う方向に進もうものならこっち!と正しい方向を指し示されるw 子供向けの古いロシア?の田舎?の様子を再現した部屋では、靴に袋かけて控えめに見学してよし次に行こう、と思ったら、おばちゃんがここにきなさい、ここでこうして写真撮りなさい、と次々と撮影ポイントを教えてくれて全部言われるがままに撮ったよ...!仕事だから笑顔はないけどサービス満点だったわ...

本館をひととおり見終えて、隣の新館にも行きなさいと言われ、新館に入ったらこれがまあものすごいボリュームで。入ってすぐのところはあっさりと見終えたのだけれど、階段の反対側にも展示室あるね?といってみたら、さらに出てくる部屋部屋部屋。移動は全部階段。んもうおなかいっぱい足パンパンですよ... 終盤で螺旋階段を上がるとパノラマがある的な部屋があったのだけれど、もう足疲れたから上に上がらなくていいか...とスルーしようと思ったら、例によって例のごとくおばちゃんに「上にパノラマがある。パノラマ見てけ。」的なことを言われ重い足を引きずって見てきましたよ...

そんなこんなで大ボリュームの郷土誌博物館を後にし、公園近くまで戻ってトロリーにのってNKシティーに向かいます。お店は停留所から少し離れているので、念の為車掌さんに「えぬかーしてぃー?」と確認してから降りました。
NKシティーのフードコートには子が食べそうなものはなかったのでラードスチへ移動。ここもフードコートはいまいちだったのだけれど、同じフロアにイタリアンレストランがあったので、もう昼もピザだったけどいいやと入店。グーグル翻訳を駆使してメニューを解読し2種類のピザをたのんで食べました。でかい。満足。そしてピザと飲み物しかたのんでないから当たり前かもしれないけれど思ったより安い...!

食事を終えてトイレを借りようとトイレのあるフロアに移動したらなぜか暗い。先に進むと人が立っててトイレはニェットだという。そのままエスカレーターで下に降りたら建物の半分くらい電気が消えてて、どうも一部停電してる様子だったので、それでトイレも使えなかったのかもしれぬ。それならとNKに戻る途中、通路で古いピンバッジなどを広げて売ってるおじさんがいて、ミーシャやチェブもあったのでいくらかきいてみたらひとつ300ルーブルだという。こちらが日本人だとわかると500円とかそのようなことを言ってくる。迷ったけれど300ルーブルはちょっと高いような気もしてやめときました。

NKシティーでトイレ借りて(便座がなくてペーパーは個室にないタイプのトイレだった。あとで手を洗うときに壁にでかいロールが据え付けられていたのを発見)たのしいたのしいスーパーマーケットのお買い物タイム。このあとの列車移動を考え控えめに買い物したのだったが、ここでみつけた気になるもの全部買っておけばよかった...NKシティーのスーパー、品揃えよかったです...

買い物済ませてバスに乗り駅へ。
まだ出発まで2時間近くあったけれど、もう暗くなってきたし体力もないしで待合室で待つことにしました。
その間やや元気なわたくしは駅近くのスーパーを見に行くもここには欲しいものはなかった...どこででも買える(とこのときは思っていた)アリョンカはあったけれど、チェックしてたお菓子はほぼなく、ここにきてようやく安いスタカンチクを買って駅で食べました。

発車時間30分くらい前にオケアン号の改札が始まったっぽいので(アナウンスはわからなくても電光表示板の文字の色がかわってなんとなくわかる)荷物持ってホームへ降りる。
リュクスはいちばん端っこの車両ですよ。切符とパスポートを見せて乗り込むと車掌さんが個室へ案内してくれます。ラッキーなことにこの日の車掌さん(若い女性)は英語ができる人だったので全部英語で説明してもらえました。


リュクスの個室は二段ベッドになっていて、ベッドの反対側にトイレとシャワーがあります。
テーブルの上にはお水やお菓子、果物があり、車掌さんがあとでオレンジジュースも持ってきてくれました。(ぬるかったけれど)
バスルームには男女別のアメニティが。
個室内にはDVDプレーヤーもあり、ロシア鉄道のドキュメンタリーっぽいDVDがいっぱいありました。

走り出してすぐ車掌さんがカゴに記念品をいくつか入れて売りにきたので、子に選ばせた結果700ルーブルのかっこいいボールペンがおみやげになりましたよ...マグネットやキーホルダーはあったけど、ぬいぐるみ的なものはなかったなぁ。
それからフルーツだけ食べて、シャワー浴びて(ちゃんと熱いお湯が出てうれしい驚き)十分な広さのベッドで横になりました。
子が9歳のうちに乗っておいて本当によかった!

続く。
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2008年より在Wellington。
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