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2004/9/21スタート。実はNZからお届けしております。現在隔日更新中。
ぼなぶろぐ
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オケアン号に乗ってる間一瞬だけ中国の電波を掴んだらしく、2degreesから「Welcome to China!」のテキストメッセージが届いてましたよ。行ってないって!
朝5時頃に起き出して車窓を眺めたりパンをちびちび食べたりしておりました。
7時頃に昨夜とは違う車掌さんが朝食を持ってきてくれました。チーズの盛り合わせとブリヌイを2人分。それとコーヒー、こちらは有料でひとつ90ルーブル。
ブリヌイにはイクラが添えられていて、これがけっこうジェネラスな量でさすがロシアと思いました(そしてわたしはイクラが苦手← ちょっとだけ食べて向かいの皿をイクラ大盛りにした)

やがて列車は8:25分頃にウラジオストクに到着。明るい中でオケアン号の写真撮って、ホテルに向かいます。
ウラジオストク駅から出ると外はけっこうな賑わい。こちらでは大陸からのツーリストっぽい団体さんをよく見かけました。

キャスターにやさしくない道(石畳が引っかかる)を通りつつジェムチュジナホテルに到着。ここはフロントで英語が通じるよ!朝だったので荷物を預けるだけのつもりだったのだけれど、30分くらい待てば部屋に入れると言われたので、フロントの反対側にあったカフェスペースでチャイを飲みながら待とうと思ったら、チャイより先に鍵が出てきてしまったw カフェのお姉さんはフロントとのやり取りを見てたので、チャイどうするかきいてくれたのだけど、いえいえ飲んでから行きますよとちょっとゆっくりしてから部屋へ。
割り当てられたお部屋はコネクティングルームでした。イエーイ。シングルベッドx2の部屋と、ダブルベッドx1の部屋が真ん中のドアで繋がっております。この日がいちばんよく眠れたわ...

身軽になって外に出て、再び駅へ。ホームにあるシベリア鉄道のモニュメント等の写真を撮ろうと思ったのだけれど、駅舎からホーム、ホームから外への動線が非常に悪く、やたらいっぱい歩かされて早くも疲れる。天気もよくて日差しも強いし、子は腹も減っている。アエロエクスプレスの駅で翌日の切符を購入し(自販機では買えず窓口で。ビジネスクラスw!)、なにか食べさせようと下にあるスタローバヤノメルアジンでやっと出会えたボルシチとモルスをたのむ。
この間わたくし一人だけでフェリーターミナルにある土産物屋を見に行ったのだけれど、ほしかったグジェリのチェブラーシカは見つからず。切手屋さんで絵葉書を購入したら、こっちにスタンプがあるから押していきなさいと案内されてペタペタ押す。かわいい。

それだけ買って急いで戻り、潜水艦見に行こう!とS56博物館まで歩いていったのだが、ちょうど団体ツアーとぶつかってしまったらしく外まで並ぶ人。(結局ボルシチは食べなかったので)腹減って機嫌の悪くなった子が行きたくないというので一旦スルーし、ニコライ2世凱旋門を眺めつつ涼しさを求めて近くにある小さい博物館に入ったのだったが全然涼しくない上展示も少ないしでガッカリし、じゃあアイス食べようとなってマーリーグムのフードコートへ。ここは涼しい。最高。しかし普通のアイスがない...!結局アイスを薄くのばしてくるくると丸めたやつを出してくれる店で、いちごのアイスでトッピングなしのをなんとかたのんで、自分は1階にあったコーヒースタンドでアイスカフェラテを買ってまた上に戻ったら、アイスまだできてなかったw

アイス食べてクールダウンしたので再びS56へ。今度は並んでなかったのですかさず入ったら前には団体さん、そして後ろからも団体さんが来た。まあ入ってしまったのでもういいか。なかなかに狭く貴重な体験をしました。出口にロシア美女が立ってて記念撮影ポイントになってたっぽく、あ、これはあれか、えらく高い撮影料取られるやつか、と思ったのだが、大陸からのお客さんが群がってたので難なくスルーしてきました。

それからアイスで機嫌を直した子がフニクリョールに乗りたいというので乗り場までひたすら歩きます。住宅地の間を通っていって、なかなかに興味深かったです。フニクリョールはけっこうな角度で、乗ってる時間は短いけれどアトラクション気分で楽しい。
暑いので展望台には行かず、バスで街に降りることにしたのだけれど、このバスがまあなっかなか来ない。ここでも体力を削られてもう昼ごはんはあちこち探し回らず確実になにか食べられるところに行こう!となって、バス降りてグム百貨店まで歩いて、1階にあるチェーンのカフェミシェルベーカリーで昼めし。またまたGoogle翻訳アプリでメニューを解読して、子にはかぼちゃのスープ、わたくしたちはヴァレーニキ。ほどよくおなかにたまって元気になった。

元気になったことだしお土産でも見に行こうと中央広場のお土産屋さんヴラッドギフツに行ったのだが、まあここも欲しいものがないという。ハバロフスクで買わなかったチェブのマトリョーシカ、たしかにここでも売ってたけれど、600ルーブルだし顔もなんか可愛くないしで、あのとき買ってれば...と深く後悔しましたよ...一応ひととおり見て、チェブラーシカのピンバッジと子のお友達にちょっとしたお土産だけ買って終了。

子も退屈した様子だったので、ここから少し歩くけど猫がいるかも知れないお店行く?ときくと行きたいという。また歩いて歩いてルナイグロシへ。期待は失望の母、猫はやっぱりいなかった。子は猫を愛でるかわりに猫のポストカードを買って猫欲を満たすのだった。
子が買い物してる間なんとなく壁のピンバッジを見ていたら、古くてかわいいアエロフロートのバッジを見つけ、これくださいと声をかけたらこっちにももっとあるわよと奥にあるバッジも見せてくれた。そっちにはチェブだのミーシャだのもあり、値段をきいたら小さいサイズのがひとつ100ルーブル、大きいのは200ルーブルというので、迷った末小さめのミーシャとアエロフロートを購入。とてもかわいい。これはハバロフスクで買っとけば...とならずに済みました。

その後海軍デパートフロツキーを冷やかし(欲しかったTシャツはサイズなさそうだった)アルセーニエフ記念沿海州総合博物館へ。特別展開催中でそれなりの人入りであった。まずは建物の素敵さにうっとりし、順路に従って古い発掘物とか見てたのだけれど、途中ガイドツアーがゆっくり解説してるところに出くわしたのでじゃあ反対側の部屋を見よう、と移動したところ急に展示物が豪華絢爛に。モスクワから皇帝ゆかりのグッズがやってきていたのでした。宝石の散りばめられた剣やら王冠やら鉄道模型やらをながめ、さてさっき後回しにした部屋へ...といってみたら、ものすごく地味な展示で特別展とのギャップがすごかった(笑)これは順路のとおりに見るべきものですな。

博物館を出て本屋で最後のおみやげ探し。子はかわいい猫のノートを買い、わたくしはシンプルな日めくりカレンダーを99ルーブルで買った。ちょうど来年の日めくりを買い逃していたところだったのでラッキー。書いてあることはさっぱりわからないけれどもw

それから駅近くのスタローバヤ8ミニッツでちょっと早めの夜ごはん。子にビーフストロガノフみたいなのをとってあげたのだったがどうもレバーだったらしく、それでも半分くらいは食べてた偉い。おなかはいっぱいになったのだけれど、でもどうしてもピロシキが食べたいってんでピラジョーチニッツァでキャベツのピロシキ購入。日本人には日本語メニューを出してくれるよ!うまいピロシキを食べながら一旦部屋へ帰り、ホテル近くのスーパーマーケットでおみやげ探し。しかしここにも欲しかったお菓子がない...このまま帰るのもくやしいのでひとりで駅方面へ歩いて別のスーパーマーケットへ。しかしここの品揃えもよいとはいえず、レジのお姉さんはいままででいちばん愛想のよくない怖い人で残念な思いはさらにいや増し、トボトボとホテルへ帰るのであった...
このあと部屋ではベッドの足が壊れてえーっとなりましたけれど、フロントに連絡してしばらく後にハンディマンがやってきて工具使って直してくれました。
もう最後だからローカルビールでも飲もうぜとなり再度近くのスーパーにいったのですけれど、ビール売り場にあるのは外国のビールばかり。ローカルビールはどこじゃ、とよく探してみたら、サーバーから自分でペットボトルに詰めるタイプのしかない。ペットボトルはでかい。こんなに飲めないので諦める。じゃあ酒飲まないけどおつまみだけ買おうとデリコーナーで毛皮のコートを着たニシンをいちばん小さいパックに入れてもらおうとしたら、気のいいおばちゃんがこのパックじゃこれだけしか入らない、2人なんだからもっと食べなさいと真ん中のサイズのパックに入れられてしまう。ずっしり。あとは子が食べられそうなソーセージが入ったパンと、パンコーナーで見つけたアレーシュキを買って最後の買い物終了。部屋でお茶をいれてサラダ半分だけ食べてシャワー浴びてぐっすり寝た。濃い一日であった。

もう少し続く。
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2008年より在Wellington。
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