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2004/9/21スタート。実はNZからお届けしております。現在隔日更新中。
ぼなぶろぐ
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先日子がお友達のお家に遊びに行ったのですけれど、そこで自家製の大葉のおすそ分けをいただきました。大きく育ったのを何本か新聞紙で束ねた、花束ならぬシソ束ですw

こちらのスーパーでは買えない貴重な大葉。
さっそく料理に使って、さて残ったのは茎の部分。
これはもしかしたら、うまいことすればまた大葉が生えてきたりするんじゃなかろうか(豆苗のごとく)と調べてみたら、大葉は挿し芽で増やすとあった。

これはもしかしてもしかすると、なんとか切った茎から根っこさえ出てくれれば、庭で大葉がとれるようになるのでは...?
しかもいったん育ってくれればこぼれ種でワッサワサ増えるとあるじゃないですか。
大葉大収穫。合法ハーブシソ祭りとかできちゃうじゃないですか。すげえ。

そんなパラダイスを夢見て茎を水に挿しておりますよ。
うまくいけば2週間位で根が生えるらしいですよ。
どんな植物でも枯らしてしまう黒い手の持ち主であるわたくしですが(サボテンですら枯らした)さてさてどうなることやら...
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グレーチカ食べたいなーと思ってたらスーパーでそばの実発見しましたよヤッホウ。
しかし手にとってみたら生産量世界一の中国産でしたのでそっと棚に戻してしまいましたよ...
いくらオーガニックだからといってこればっかりはなぁ...

タイトルですけれど、ちょっと前からとあるツナ缶が口に合わなくて困っているのだった。
こちらのツナ缶、すごくいろいろな味があるのだけれど、基本和風でも洋風でも使えるように水煮を買っております。
で、ツナ缶出してるメーカーのメジャーどころは2社くらいなのですが、そのうちのひとつが端的にいうとおいしくない。薬っぽい味というかなんというか。
前はそんなことなかったと思ったのだったがいったいいつからまずくなったのだろう。
それともう一社の方に比べて、同じサイズの缶詰なのに、どうも身の量が少ない(水が多い?)気がするのだった。

それなら買わなければよいではないか、と思うのだけれど、ここのところまともな方の缶詰がなかなかセールにならない。(通常価格とセール価格がけっこう違う)
家のツナ缶ストックがなくならんとしているときにまずい方の缶詰がセールになっていたりすると、もしかするとあのまずいのはロットによるばらつきだったのかも...と一縷の望みを託して買ってしまい、開けてみてやっぱり買わなきゃよかったと後悔するのだった。

さすがに何度も同じ目にあったのでもう買わない。若干高くてもまともな方を買おうぞ。
しかしまだ2個くらいまずいツナ缶のストックがあるのだった。
トマト味で煮たりすれば食べられる感じになるだろうか。嗚呼。

フィジー経由の日本行きがけっこうガツンとくる感じだったので(特に帰りが)10月にロシアにいったのがものすごく昔のことのように感じられますよ...
フォトブック作ろうと思ってたのに手がつけられないまま4ヶ月が過ぎるのであった。

心残りはいくつかあって、もうしょうがないことなのですけれど、せめてあと少しスタローバヤでローカルフードを楽しみたかったなぁ。
いろいろ調べていったのにケーキはおろかボルシチすら食べてないよ!
あと買って帰るつもりだったお菓子も半分くらいしか買えてないよ!

それはそれとしてグレーチカよ。スタローバヤで食べたグレーチカがおいしかったのよ。
初日はなんか白いクリームっぽいソースかけて、ウラジオでは鶏と野菜の炒め物のようなのに添えて食べたけれど、また食べたいよグレーチカ。
作るのはかんたんらしいし、こっちでは夜ごはんにベフストロガノフだのチルケパプリカーシュだの作って食べてるので、コメをそばの実におきかえても差し支えないような気がしませんか。
しかし残念なことに近所のスーパーではそばの実売っていないのだった。

意識高い系(と勝手に思ってて敷居が高い)のオーガニックショップとかにはあるらしいのですけれど、どうにも行きづらいし、そもそもどうせお高いんでしょう?と見に行くのすら億劫である。
ググってみたらAucklandにはロシア食材店があるっぽいがさすがに通販では買えないな...(眺めるのは楽しい)
Wellingtonにもロシア人いっぱい住んでると思うのだが、みなさんこの手のものはどこでお買い物してるんでしょうね。

10月に日本に行ったばかりだというのに12月にも行きまして年越ししてきましたですよ。
今回はなんとフィジー経由(安かったから)。
行きも帰りもナンディで一泊したのですが、行きは無事だったものの帰りが大変なことになったのでもうフィジー経由は結構です...

1月後半に戻ってきて、今週からようやく学校が始まりましたよ。
子が学校に行ってる間に後回しにしてたことを片付けなくてはとはてなダイアリーのブログ移行作業してみました。
ほぼ使ってないメインと月イチ更新してるサブがあって、サブを移行したいのになぜかそっちが表示されない(アカウント切り替えが必要だった)など戸惑いつつまあなんとか終了。
しかしダイアリー終了のアナウンスはけっこう前にあったと思うのだが、個別にメールで案内受け取ったのは1月の移行に関するお知らせだけなのだった。これアンテナ低かったら何も知らないままいきなり2月中に移行してねってメールくることになってたの?驚かない??それとも連絡きてなかったのは自分だけだったりするのだろうか。いいけど。

5時過ぎに目が覚める。6時過ぎぐっすり寝ていた家族を起こして前日の残りのシューバを着たニシンを食べてからホテルの朝食へ。ハバロフスクと比べてけっこう残念な内容でした...シューバ食べといてよかった!

ホテルをチェックアウトし、アエロエクスプレスの駅に向かう途中一人走ってまたピラジョーチニッツァでラストピロシキ。いもと米のピロシキにしました。朝だったからかできたてではなかったらしく、レンジであっためてから渡してくれました。
駅の待合室でピロシキを食べ、そうこうしているうちに改札が始まったのでホームへ。
しかしこの駅、エスカレーター降りてすぐのところに改札ゲートがあって、そこで流れがいったん止まってしまうのでエスカレーター下に人が滞留してしまい非常に危ない...空港に向かうのだから大きい荷物持ってる人も多いし、もう少しどうにかならないものかしらん。

ホームでまた車掌さんに切符を見せて列車に乗り込みます。ビジネスクラスはいちばん前の車両で、新聞やウォーターサーバーもあり。新聞が積んであるところになにやら見覚えのあるものが...と近づいてみたら、紀伊國屋書店のブックカバーに包まれた地球の歩き方(シベリア&サハリン)だった。誰か置いてっちゃったのね...

列車は1時間弱で空港へ到着。チェックインカウンターがどこかよくわからなかったのだけれど、真ん中に1ヶ所だけでごくごくシンプルだった。チェックインして荷物を預け、食料品を売ってる店で市価の3倍のプリャーニクとお茶を買い(アリョンカもあったけどさすがに3倍で買うのは躊躇した)地階で最後のスタローバヤ満喫。食べよう食べようと思いつつ食べる機会がなかったメドヴィクを最後にしてやっと食べました...

とても空いていた。

それから機内でおなかすいたときのためにミシェルベーカリーでチョコレートクロワッサンを買い、出国後の免税店(?)で残ったルーブルを使い切らんとチョコレートやベレスタなど買って、小さい飛行機に乗り込み成田へ帰ってきました。

はじめてのロシア、なかなかにもりだくさんでたのしかったです。しかしハバロフスクは若干消化不良なのでまた行きたい気もする。日本からあっという間なのでそう遠くない未来にまた行くかもしれぬ。そしたら今度こそチェブマトリョーシカも買うしプラトークも欲しいわ...


買ってきたものども:

クリームサンドビスケットと赤い板チョコはシベリア鉄道でもらったもの。
コルクノフは空港で大きいアソートボックスを買って実家に持ってったらいらないって言われて泣く。なかなかに高級チョコなのに。結局チョコ好きの姉に落ち着く。
あと空港でGreenfieldのルイボスティーとベレスタも買った。
子のクラスメイトかつ夫の同僚であるところのロシア人ファミリーにジャム入りプリャーニクとクランベリー味のゼフィールをお土産に渡したのだったが、プリャーニクはお父さんがひとりで全部食べちゃった!というのでプレーンなプリャーニクも差し上げたw


ウラジオストクで買った絵葉書、裏にスタンプ。
サンプルにスプートニクのがあったのに表に出てなくて、これがいいです!といって出してもらった。かわいい。


ルナイグロシで見つけたピンバッジ。
ミーシャとTu-144。コンコルドスキー!

オケアン号に乗ってる間一瞬だけ中国の電波を掴んだらしく、2degreesから「Welcome to China!」のテキストメッセージが届いてましたよ。行ってないって!
朝5時頃に起き出して車窓を眺めたりパンをちびちび食べたりしておりました。
7時頃に昨夜とは違う車掌さんが朝食を持ってきてくれました。チーズの盛り合わせとブリヌイを2人分。それとコーヒー、こちらは有料でひとつ90ルーブル。
ブリヌイにはイクラが添えられていて、これがけっこうジェネラスな量でさすがロシアと思いました(そしてわたしはイクラが苦手← ちょっとだけ食べて向かいの皿をイクラ大盛りにした)

やがて列車は8:25分頃にウラジオストクに到着。明るい中でオケアン号の写真撮って、ホテルに向かいます。
ウラジオストク駅から出ると外はけっこうな賑わい。こちらでは大陸からのツーリストっぽい団体さんをよく見かけました。

キャスターにやさしくない道(石畳が引っかかる)を通りつつジェムチュジナホテルに到着。ここはフロントで英語が通じるよ!朝だったので荷物を預けるだけのつもりだったのだけれど、30分くらい待てば部屋に入れると言われたので、フロントの反対側にあったカフェスペースでチャイを飲みながら待とうと思ったら、チャイより先に鍵が出てきてしまったw カフェのお姉さんはフロントとのやり取りを見てたので、チャイどうするかきいてくれたのだけど、いえいえ飲んでから行きますよとちょっとゆっくりしてから部屋へ。
割り当てられたお部屋はコネクティングルームでした。イエーイ。シングルベッドx2の部屋と、ダブルベッドx1の部屋が真ん中のドアで繋がっております。この日がいちばんよく眠れたわ...

身軽になって外に出て、再び駅へ。ホームにあるシベリア鉄道のモニュメント等の写真を撮ろうと思ったのだけれど、駅舎からホーム、ホームから外への動線が非常に悪く、やたらいっぱい歩かされて早くも疲れる。天気もよくて日差しも強いし、子は腹も減っている。アエロエクスプレスの駅で翌日の切符を購入し(自販機では買えず窓口で。ビジネスクラスw!)、なにか食べさせようと下にあるスタローバヤノメルアジンでやっと出会えたボルシチとモルスをたのむ。
この間わたくし一人だけでフェリーターミナルにある土産物屋を見に行ったのだけれど、ほしかったグジェリのチェブラーシカは見つからず。切手屋さんで絵葉書を購入したら、こっちにスタンプがあるから押していきなさいと案内されてペタペタ押す。かわいい。

それだけ買って急いで戻り、潜水艦見に行こう!とS56博物館まで歩いていったのだが、ちょうど団体ツアーとぶつかってしまったらしく外まで並ぶ人。(結局ボルシチは食べなかったので)腹減って機嫌の悪くなった子が行きたくないというので一旦スルーし、ニコライ2世凱旋門を眺めつつ涼しさを求めて近くにある小さい博物館に入ったのだったが全然涼しくない上展示も少ないしでガッカリし、じゃあアイス食べようとなってマーリーグムのフードコートへ。ここは涼しい。最高。しかし普通のアイスがない...!結局アイスを薄くのばしてくるくると丸めたやつを出してくれる店で、いちごのアイスでトッピングなしのをなんとかたのんで、自分は1階にあったコーヒースタンドでアイスカフェラテを買ってまた上に戻ったら、アイスまだできてなかったw

アイス食べてクールダウンしたので再びS56へ。今度は並んでなかったのですかさず入ったら前には団体さん、そして後ろからも団体さんが来た。まあ入ってしまったのでもういいか。なかなかに狭く貴重な体験をしました。出口にロシア美女が立ってて記念撮影ポイントになってたっぽく、あ、これはあれか、えらく高い撮影料取られるやつか、と思ったのだが、大陸からのお客さんが群がってたので難なくスルーしてきました。

それからアイスで機嫌を直した子がフニクリョールに乗りたいというので乗り場までひたすら歩きます。住宅地の間を通っていって、なかなかに興味深かったです。フニクリョールはけっこうな角度で、乗ってる時間は短いけれどアトラクション気分で楽しい。
暑いので展望台には行かず、バスで街に降りることにしたのだけれど、このバスがまあなっかなか来ない。ここでも体力を削られてもう昼ごはんはあちこち探し回らず確実になにか食べられるところに行こう!となって、バス降りてグム百貨店まで歩いて、1階にあるチェーンのカフェミシェルベーカリーで昼めし。またまたGoogle翻訳アプリでメニューを解読して、子にはかぼちゃのスープ、わたくしたちはヴァレーニキ。ほどよくおなかにたまって元気になった。

元気になったことだしお土産でも見に行こうと中央広場のお土産屋さんヴラッドギフツに行ったのだが、まあここも欲しいものがないという。ハバロフスクで買わなかったチェブのマトリョーシカ、たしかにここでも売ってたけれど、600ルーブルだし顔もなんか可愛くないしで、あのとき買ってれば...と深く後悔しましたよ...一応ひととおり見て、チェブラーシカのピンバッジと子のお友達にちょっとしたお土産だけ買って終了。

子も退屈した様子だったので、ここから少し歩くけど猫がいるかも知れないお店行く?ときくと行きたいという。また歩いて歩いてルナイグロシへ。期待は失望の母、猫はやっぱりいなかった。子は猫を愛でるかわりに猫のポストカードを買って猫欲を満たすのだった。
子が買い物してる間なんとなく壁のピンバッジを見ていたら、古くてかわいいアエロフロートのバッジを見つけ、これくださいと声をかけたらこっちにももっとあるわよと奥にあるバッジも見せてくれた。そっちにはチェブだのミーシャだのもあり、値段をきいたら小さいサイズのがひとつ100ルーブル、大きいのは200ルーブルというので、迷った末小さめのミーシャとアエロフロートを購入。とてもかわいい。これはハバロフスクで買っとけば...とならずに済みました。

その後海軍デパートフロツキーを冷やかし(欲しかったTシャツはサイズなさそうだった)アルセーニエフ記念沿海州総合博物館へ。特別展開催中でそれなりの人入りであった。まずは建物の素敵さにうっとりし、順路に従って古い発掘物とか見てたのだけれど、途中ガイドツアーがゆっくり解説してるところに出くわしたのでじゃあ反対側の部屋を見よう、と移動したところ急に展示物が豪華絢爛に。モスクワから皇帝ゆかりのグッズがやってきていたのでした。宝石の散りばめられた剣やら王冠やら鉄道模型やらをながめ、さてさっき後回しにした部屋へ...といってみたら、ものすごく地味な展示で特別展とのギャップがすごかった(笑)これは順路のとおりに見るべきものですな。

博物館を出て本屋で最後のおみやげ探し。子はかわいい猫のノートを買い、わたくしはシンプルな日めくりカレンダーを99ルーブルで買った。ちょうど来年の日めくりを買い逃していたところだったのでラッキー。書いてあることはさっぱりわからないけれどもw

それから駅近くのスタローバヤ8ミニッツでちょっと早めの夜ごはん。子にビーフストロガノフみたいなのをとってあげたのだったがどうもレバーだったらしく、それでも半分くらいは食べてた偉い。おなかはいっぱいになったのだけれど、でもどうしてもピロシキが食べたいってんでピラジョーチニッツァでキャベツのピロシキ購入。日本人には日本語メニューを出してくれるよ!うまいピロシキを食べながら一旦部屋へ帰り、ホテル近くのスーパーマーケットでおみやげ探し。しかしここにも欲しかったお菓子がない...このまま帰るのもくやしいのでひとりで駅方面へ歩いて別のスーパーマーケットへ。しかしここの品揃えもよいとはいえず、レジのお姉さんはいままででいちばん愛想のよくない怖い人で残念な思いはさらにいや増し、トボトボとホテルへ帰るのであった...
このあと部屋ではベッドの足が壊れてえーっとなりましたけれど、フロントに連絡してしばらく後にハンディマンがやってきて工具使って直してくれました。
もう最後だからローカルビールでも飲もうぜとなり再度近くのスーパーにいったのですけれど、ビール売り場にあるのは外国のビールばかり。ローカルビールはどこじゃ、とよく探してみたら、サーバーから自分でペットボトルに詰めるタイプのしかない。ペットボトルはでかい。こんなに飲めないので諦める。じゃあ酒飲まないけどおつまみだけ買おうとデリコーナーで毛皮のコートを着たニシンをいちばん小さいパックに入れてもらおうとしたら、気のいいおばちゃんがこのパックじゃこれだけしか入らない、2人なんだからもっと食べなさいと真ん中のサイズのパックに入れられてしまう。ずっしり。あとは子が食べられそうなソーセージが入ったパンと、パンコーナーで見つけたアレーシュキを買って最後の買い物終了。部屋でお茶をいれてサラダ半分だけ食べてシャワー浴びてぐっすり寝た。濃い一日であった。

もう少し続く。

時差ボケと日本で蚊に刺されたところの痒さでよく眠れたとは言い難いけれどもとにかく朝になりました。
朝食は6時半からとのことだったので、7時前にフロントで預けたパスポートを受け取ってからレストランへ。食事中の男性が1人、あとは人気もなく広々としておりました。
4人用のテーブルを確保して入口近くのビュッフェ台に向かうと、カーシャからホットフードまで十分すぎる品揃え。いやっほう。
子はハムソーセージトマトとヨーグルト、さらにデザートにゼリーまで食べて満足した様子。あとモルス。ここでモルスはおいしいものだと覚えてくれたのでこれ以降レストランとかでもモルスたのんでました。

わたくしはビュッフェ台の片隅にあったブリヌイ(プレーンなのと肉入りの)を目ざとく見つけ、サラダとブリヌイで軽めの朝ごはんにしました。サラダにドレッシングかけるつもりが間違えてブリヌイにかけるであろう甘いものをかけてしまったのだけが残念。食後にヨーグルトを食べようと冷蔵ケースをあけたらシロークを発見したのでシロークをデザートに。ヨーグルトやシロークのほかトヴォロークもあったようなような。デニッシュのとなりには何種類化のボンボンもあった!キャラメル味っぽいのをひとつもらってあとで食べたけどおいしかったよ~。(初ロシアンチョコ)

朝食後は朝のハバロフスク散歩へ。

レーニン通りをアムール川へ向かって歩いて歩いて栄光広場とスパソプレオブラジェンスキー大聖堂まで。あと10分位で中に入れそうな時間だったのだけれど、うっかりマフラーを部屋に置いてきた同居人が寒いから部屋に帰りたい...というので名残惜しいけれど来た道を戻る。途中アムールホテル近くのスーパーマーケットアムールで子に飲むヨーグルト買いつつお菓子の棚を観察、アリョンカやらババエフやらが置いてあったので、これならきっとどこでも買えるであろう、とそのときはスルー。

部屋でお茶を飲んで休憩して、10時過ぎにホテルをチェックアウト。ハバロフスク、いいホテルでした。もしまたハバロフスクに来ることがあるならもっかいここに泊まるー。そして朝ごはんの気になる料理全部食べるー。

ホテルを出たら荷物を預けに駅に行かねば、といちばん近いトラムの停留所に歩いていったのだけれど、Googleマップであるはずの位置に停留所マークが見当たらぬ。荷物持ってウロウロしていたら路上でものを売ってたおばちゃんと目があったので、「グジェ トラムバーイ?」ときいたら例によって例のごとくロシア語でなにごとかまくしたてられ、もっと先の方を指さしてたのでもっと向こう?とこちらも指さしてみたらうんうんとうなずくのでそっちの方に歩いていってみた。しかし次の交差点まで歩いても停留所は見当たらないし、トラムがやってきたので一か八か近づいてみたら運転手にここでは乗れないとジェスチャーされてしまう。戻ろうかと思ったけれど先ほどの親切なおばちゃんがこちらの一部始終を見ているようだったので、さらに先に行ってみることに。
少し進んだところで今度は30代くらいの男性にまた「グジェ トラムバーイ?」ときいてみたら、さらに先を指差し、あそこに見えるタワーの近く(住宅の給水塔みたいなのがあった)と思しきことをロシア語で教えてくれたので、歩いて近くに行ってみたら停留所マークあった!ちょうどやってきたトラムに乗って駅へ向かう。

トラムに乗って見てみると、停留所がないと思ってたところから駅の方面に交差点渡ったところに停留所があったのだった。無駄な体力使いました...もうみんなぐったり。
駅についてまずは子供のチケットを発行してもらい、それから下にある手荷物預かり所でカバンを預けて、駅のスタローバヤでエネルギー補給を図ります。

ハバロフスク駅のスタローバヤはピザがあるんですね。
子はピザが目に入ってしまったのでもうピザ以外のものを食べるなんて考えてくれません。ピザだけでいい!とかいいます。絶対お腹すくのにもう知らん。
パンとスープで軽めのごはんでいいか、と思ったのですが、食べたかったボルシチはないといわれ、なにかキムチのスープのようなものを勧められたのだけれど、ウハーにする。あとはビネグレット。同居人はオーダーを誤り、ピラウのようなものが食べたかったのに白いごはん頼んじゃう。それとパン。ごはんとパン。あとスーパーでソーセージみたいになって売ってそうな(わかります?)もやしのサラダ。それから中央アジアあたりの肉じゃがっぽい料理。この肉じゃががいちばんおいしかったなぁ。

おなかがくちくなったところで子がお土産にマトリョーシカ欲しい、という。
それならと再びトラムに乗ってなんでもありそうな中央市場に行ってみたのだが、ここはお土産になりそうなものはあまり売ってないんですね...わたくしもプラトークがほしかったのですが全然見つからない。ここにはないから諦めてもっとバリバリの土産物屋に行こうとなって、またトラムに乗ってレーニン広場で降りて...と思ってたらトラムなかなかこないし。ようやくきたトラムに乗ってすぐ降りて、ムラヴィヨフ・アムールスキー通りをてくてく歩く。ハバロフスク、ここに限らず大きい道路では歩道も広くとってあってとても歩きやすい。外はすごくいい天気で、たくさん歩いてるので汗ばむくらい。朝寒いって言ってたのが嘘のようです。

たしかツム百貨店におみやげを売ってるお店があると見た気がしたので行ってみたけれど見つからぬ。古い情報だったのでしょう。残念。
中央市場とツムと2箇所で振られ意気消沈したので、ちょっと休憩してカロリー摂取しようとヘスバーガーへ。ここも当たり前のように英語は通じませんよ。メニュー写真を指さしてヘスポテトの中サイズと水を頼んで、マロージナエを勧められたけれど同時に出されたら溶ける!と思い「Later!」と言ってみたらそれだけは通じたっぽい。
しばらくして注文の品が揃い、トレーを受け取るとそこには水ではなくコーラがありました...アジーンボダがコーラになったのか...
久しぶりのコーラは刺激が強く、そしてヘスポテトはおいしかったです。マロージナエは結局たのまず。

炭水化物と油を摂取して少し元気が出たところで大本命のタイニーレメスラへ。
子は入店して即マトリョーシカの並ぶ棚の方へ吸い込まれていきましたw
店員さんは予算少なそうな小さい客に嫌な顔ひとつせず、棚に並んでる中でいちばんお安いマトリョーシカ(100ルーブルくらい)から中身を開けて見せてくれます。子の予算は500ルーブルで、2番めにお安い300ルーブルくらいのを買おうかどうしようかという感じだったのだけれど、450ルーブルでもっと色つけがきれいなのを発見して吟味の末そっちを買いました。子が買うものを決めてる間にチェブのマトリョーシカ(400ルーブル)を発見し、だいぶ心動いたのですけれど、暑さと疲れで判断力が失われていて買わず...きっとウラジオストクにもいっぱいあるだろうと思ってさ...

子がおみやげをゲットして上機嫌になったところでさらにもう少し歩いて歩いてウスペンスキー教会(ここも勇気がなくて入らず)。

さらにがんばってグロデコフ郷土誌博物館。
順路の各所におばちゃんがいて、違う方向に進もうものならこっち!と正しい方向を指し示されるw 子供向けの古いロシア?の田舎?の様子を再現した部屋では、靴に袋かけて控えめに見学してよし次に行こう、と思ったら、おばちゃんがここにきなさい、ここでこうして写真撮りなさい、と次々と撮影ポイントを教えてくれて全部言われるがままに撮ったよ...!仕事だから笑顔はないけどサービス満点だったわ...

本館をひととおり見終えて、隣の新館にも行きなさいと言われ、新館に入ったらこれがまあものすごいボリュームで。入ってすぐのところはあっさりと見終えたのだけれど、階段の反対側にも展示室あるね?といってみたら、さらに出てくる部屋部屋部屋。移動は全部階段。んもうおなかいっぱい足パンパンですよ... 終盤で螺旋階段を上がるとパノラマがある的な部屋があったのだけれど、もう足疲れたから上に上がらなくていいか...とスルーしようと思ったら、例によって例のごとくおばちゃんに「上にパノラマがある。パノラマ見てけ。」的なことを言われ重い足を引きずって見てきましたよ...

そんなこんなで大ボリュームの郷土誌博物館を後にし、公園近くまで戻ってトロリーにのってNKシティーに向かいます。お店は停留所から少し離れているので、念の為車掌さんに「えぬかーしてぃー?」と確認してから降りました。
NKシティーのフードコートには子が食べそうなものはなかったのでラードスチへ移動。ここもフードコートはいまいちだったのだけれど、同じフロアにイタリアンレストランがあったので、もう昼もピザだったけどいいやと入店。グーグル翻訳を駆使してメニューを解読し2種類のピザをたのんで食べました。でかい。満足。そしてピザと飲み物しかたのんでないから当たり前かもしれないけれど思ったより安い...!

食事を終えてトイレを借りようとトイレのあるフロアに移動したらなぜか暗い。先に進むと人が立っててトイレはニェットだという。そのままエスカレーターで下に降りたら建物の半分くらい電気が消えてて、どうも一部停電してる様子だったので、それでトイレも使えなかったのかもしれぬ。それならとNKに戻る途中、通路で古いピンバッジなどを広げて売ってるおじさんがいて、ミーシャやチェブもあったのでいくらかきいてみたらひとつ300ルーブルだという。こちらが日本人だとわかると500円とかそのようなことを言ってくる。迷ったけれど300ルーブルはちょっと高いような気もしてやめときました。

NKシティーでトイレ借りて(便座がなくてペーパーは個室にないタイプのトイレだった。あとで手を洗うときに壁にでかいロールが据え付けられていたのを発見)たのしいたのしいスーパーマーケットのお買い物タイム。このあとの列車移動を考え控えめに買い物したのだったが、ここでみつけた気になるもの全部買っておけばよかった...NKシティーのスーパー、品揃えよかったです...

買い物済ませてバスに乗り駅へ。
まだ出発まで2時間近くあったけれど、もう暗くなってきたし体力もないしで待合室で待つことにしました。
その間やや元気なわたくしは駅近くのスーパーを見に行くもここには欲しいものはなかった...どこででも買える(とこのときは思っていた)アリョンカはあったけれど、チェックしてたお菓子はほぼなく、ここにきてようやく安いスタカンチクを買って駅で食べました。

発車時間30分くらい前にオケアン号の改札が始まったっぽいので(アナウンスはわからなくても電光表示板の文字の色がかわってなんとなくわかる)荷物持ってホームへ降りる。
リュクスはいちばん端っこの車両ですよ。切符とパスポートを見せて乗り込むと車掌さんが個室へ案内してくれます。ラッキーなことにこの日の車掌さん(若い女性)は英語ができる人だったので全部英語で説明してもらえました。


リュクスの個室は二段ベッドになっていて、ベッドの反対側にトイレとシャワーがあります。
テーブルの上にはお水やお菓子、果物があり、車掌さんがあとでオレンジジュースも持ってきてくれました。(ぬるかったけれど)
バスルームには男女別のアメニティが。
個室内にはDVDプレーヤーもあり、ロシア鉄道のドキュメンタリーっぽいDVDがいっぱいありました。

走り出してすぐ車掌さんがカゴに記念品をいくつか入れて売りにきたので、子に選ばせた結果700ルーブルのかっこいいボールペンがおみやげになりましたよ...マグネットやキーホルダーはあったけど、ぬいぐるみ的なものはなかったなぁ。
それからフルーツだけ食べて、シャワー浴びて(ちゃんと熱いお湯が出てうれしい驚き)十分な広さのベッドで横になりました。
子が9歳のうちに乗っておいて本当によかった!

続く。

ウェリントンからメルボルン・シンガポールを経由して日本に到着した翌々日がロシアへの出発日でした。
日本は台風の影響でずいぶん暖かく(暑い...!)さんざん腕やら足やらを蚊に食われての出発ですよ。蚊に刺されたところは日本にいる間ずっと痒かったよ...

はじめてのS7、鮮やかなグリーンの機体に心は躍る。
ハバロフスクまでは約3時間、選べないサンドイッチのサービスもありました。

チキンのサンドイッチ。マスタードマヨでピリ辛。

ハバロフスク空港へは小雨がぱらつく中到着しました。降りたらバスでターミナルまで移動、建物の中に入ったらすぐに入国審査。ほぼ最後列でひたすら待ちます。部屋の隅にトイレがあるので待ち時間が長くても安心。
入国時は特に何かきかれることもなく、印刷された書類にサインしたら終了。
だいぶ時間がかかったのですでに回っていないターンテーブルのとなりに置かれた荷物の中から自分のカバンをピックアップしてバス停を探します。

バス停は国際線ターミナルの玄関を出てすぐのところにありました。
乗るつもりのマルシュルートカの番号もあったので、ここから出ることは間違いないはず。
しかし予定の時間になってもその80番のマルシュが来ない。
バス停で待ってる間、時間的にはすでに2本来てるはずのマルシュが1本も来ないので、もう次に来たトロリーで大通りまで行って歩こう...と諦めかけていたそのときに来ましたよ80番のマルシュルートカ。
なんともいえない音楽がかかる中(ドライバーの趣味?)、席を確保し、お金を払うタイミングなど他のお客さんの様子を伺いつつハバロフスクの街へ。
グーグルマップで現在地を確認しつつ目的のバス停で降ります。支払いは降車時です。

降りたバス停はスタローバヤの真ん前。
ホテルにチェックインする前にここで夜ごはんを済ませようという寸法です。
スーツケース持って中に入り、なにがあるかしらんと料理の方を見ていると、若い女性が近づいてきて韓国語でなんやかやと話しかけてくるではないですか。
「そーりーうぃーあーのっとこりあん!じゃぱにーず!」と返すと、その女性は英語でスタローバヤのシステムを教えてくれ自席に戻っていきました。(入り口でトレイをとって、カウンターの向こうの店員さんにどれが欲しいか伝えるのよ!と。)親切なお嬢さんであった。

残ってた料理から適当に食べられそうなものを何品か選んで会計。
席について一息ついたらなぜか子がチョコレート菓子の小袋を手にしていた。いつの間に?誰にもらったの??
サクッと食べて帰り際カウンターの店員さん(ロシア美女)にスパシーバと声をかけたらパカパカ~と返ってきた。無愛想だと思ったけどそうでもなかった!(無愛想なのが仕事だからな)

それから宿泊するホテルに向かいます。
ハバロフスクの宿はホテルハバロフスク。ホテルの建物自体はすぐわかったのだけれど、なにぶん暗いので入口がどこかよくわからない...!建物の中庭のあたりに宿泊客用の駐車場を見つけ、そこに小屋があって人がいたので、中に入っていって「すいませんホテルどこですか?」ときいたら、駐車場側のホテルの入口まで案内してくれた。いい人だ。
ホテルのフロントの女性は英語通じず、説明はひたすらロシア語。パスポートを預ける。翌朝に返してもらえるらしい。部屋へは男性が案内してくれて、エレベーターなしの建物を4階まで上がり、ホテルの部屋を通り過ぎ、つきあたりのドアを開けるととなりの建物との境目?のような無骨な階段室が。そこに扉があって、鍵を開けるとキッチンを備えた2ベッドルームのアパートメントになっておりました。わーお。
それぞれベッドルームは広いし、シャワーのみとはいえバスルームも2つあるし、バスローブまで備え付けられていて、リーズナブルなのにいいのかしらん、という気分に。
シャワーもしっかり出るし、あたりのホテルであったよ。

続く。

プロフィール
HN:
ぼな
自己紹介:
2008年より在Wellington。
最近週休1日ペースで更新できてません...
最新CM
[11/26 名無権兵衛]
[05/11 ぼな]
[05/11 otama]
[03/08 ぼな]
[03/07 otama]
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